初めてのおもちゃ箱

お勧めの本の紹介や、最新ゲーム技術に関する話題など。たまにプログラミングのお話。

[書評]Ruby 1 はじめてのプログラミング  

Ruby 1 はじめてのプログラミング (CD-ROM付) (プログラミング学習シリーズ)Ruby 1 はじめてのプログラミング (CD-ROM付) (プログラミング学習シリーズ)
(2009/01/30)
arton宇野 るいも

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かなり尖がった「はじめて」のプログラミング本.

目次
第1章 データの基本

1-1 数値の表現
コンピュータ内部でのデータ表現
2進数と16進数
負の数の表現
少数の表現
1-2 文字の表現
英文字の表現
日本語文字の表現
世界共通の文字コードUnicode
1-3 ファイルとデータ形式
ファイルの種類と拡張子
まとめ
練習問題

第2章 コンピュータの仕組み

2-1 ハードウェアの基本
ハードウェアの5つの構成要素
メモリ
CPU
入出力装置
画面
音声
2-2 ソフトウェアの基本
割り込み
OSとデバイスドライバ
OSとメモリ管理とハードディスク管理
まとめ
練習問題

第3章 プログラミング言語の仕組み

3-1 プログラムとプログラミング言語
プログラミング言語とは
処理系とプログラムの実行
ソースプログラムと実行プログラム
3-2 プログラムの作成から実行まで
ソースプログラムのコンパイル
プログラムの実行
バイトコードへのコンパイル
まとめ
練習問題

第4章 最初の一歩

4-1 Rubyを使う準備
実習用ディレクトリの作成
インストーラの入手と実行
Ruby実行環境の構築
4-2 プログラムの入力と実行
メモ帳の起動
プログラムの実行
「メモ帳」利用時の主なトラブル
4-3 最初のプログラム
コンソールへの出力
プログラムの構造
コンソールからの入力
まとめ
練習問題

第5章 数値計算と関数

5-1 整数の計算
文字列から整数への変換
四則演算
そのほかの演算
5-2 浮動小数点数の計算
文字列から浮動小数点数への変換
浮動小数点数の演算
5-3 関数の定義
関数の必要性
関数を定義する
コンソール入力処理の関数化
計算結果出力処理の関数化
コメント
関数コメント
まとめ
練習問題

第6章 条件分岐とループ

6-1 条件分岐とループ
6-2 条件分岐を使ったプログラミング
条件分岐を使ったプログラムの流れ
じゃんけんするプログラム
乱数とrand関数
if式
論理和と論理積
elsif節
条件のうまい書き方
6-3 条件を満たす間繰り返すループ
3回先取のループ構造
自己代入演算子
while式
定数を使うメリット
6-4 回数の決まったループと無限ループ
指定した回数ループする
モンティ・ホール問題を解くプログラム
for式
無限に繰り返すループ
まとめ
練習問題

第7章 データの集合

7-1 配列
配列とは
エンコーディングとマジックコメント
配列を使ったプログラム
要素の追加と変更
配列に対する演算を追う
いきなり fib[0]=0 と書けない理由
<<演算子
7-2 配列の応用
部分配列の取得
俳句プログラム
関数から複数の値を返す
7-3 ハッシュ
ハッシュとは
ハッシュの使い方
ハッシュの応用
まとめ
練習問題

第8章 ディレクトリ・ファイルとRubyのオブジェクト

8-1 オブジェクトとは
オブジェクト指向プログラミングとは
関数が抱える問題点
クラスによる抽象化
型とクラス
8-2 ディレクトリ
ディレクトリの操作
Dirのクラスメソッド
ブロック付きメソッド
8-3 ファイル
ファイルの読み込み
ブロックでcloseメソッドを不要に
ファイルへの書き込み
2項論理演算のショートカットと副作用
8-4 ファイル操作の応用
each_lineメソッド
ファイルを書き換える場合の手順
変数のスコープ
まとめ
練習問題

小問題ならびに練習問題の解答

どれだけ尖っているかは,目次を見ていただければ分かると思います.

まず,1〜3章までの内容が,Rubyを一切扱っていません.コンピューターリテラシの基礎をがっちりとやっています.正直,初心者の時にこの知識を得て活用できるかと聞かれれば,正直微妙です.

ですが,この本のように「おまじない」などというごまかしを一切せず,ガチンコでRubyという言語を頭から教えようとしている本にとっては必要な情報なのでしょう.

他の本で一度Rubyの基礎を学び,最低限のコンピュータに関する知識を持っている人にとっては最高の入門書だと思います.初めてプログラムに触れる人が読むとしたら,かなり厳しいかもしれません.
[ 2009/06/30 00:01 ] プログラミング | TB(0) | CM(0)

[書評]アナザーホリック ランドルト環エアロソル  

×××HOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル×××HOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル
(2006/08/02)
西尾 維新

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西尾維新によるCLAMPの漫画HOLiCのノベライズ.

少々主人公の気が荒くなっているようにも感じましたが,全体的に漫画の雰囲気をうまく表現しているように感じます.相変わらずの西尾節ですけど.

しかし,最初の話が漫画にも掲載されていたストーリーだったのが少し残念.どうせならすべてオリジナルで読んでみたかったです.
[ 2009/06/29 18:26 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

[書評]この世でいちばん大事な「カネ」の話  

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
(2008/12/11)
西原 理恵子

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この人が描いた漫画はよく読んでいますが,エッセイははじめて読みました.

お金,というものに対して,非常に真剣に,そして真摯に向き合った本という印象.
読んでいて,自分はお金というものをどう考え,どういう接し方をしているのか考えさせられます.

しかし,お金って大事ですよね.ただ生きて,暮らしていくだけでもどんどん消費されていくし,病気なんてしたらそれこそ加速度的に無くなっていきます.

働けど働けど暮らし楽にならず,でしたっけか.しかし,石川啄木はのんだくれて金がなかっただけのようですが…….この本にもギャンブルの話,お酒の話が出てきましたが,私にとっては本が読みたいって欲求のせいで身を崩しそうな予感がします……図書館が無かったらすでに破産してるかもしれません.

自分の好きな本が読めるように,好きな人と一緒に生きていけるように,お金を稼ぎます.
[ 2009/06/28 18:24 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

[書評]算数頭をつくるひみつ  

算数頭をつくるひみつ (学研まんが 新・ひみつシリーズ)算数頭をつくるひみつ (学研まんが 新・ひみつシリーズ)
(2007/11)
多湖 輝富士山 みえる

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いやー,面白かった.

秘密なんて一切描いてなかったけど.

表紙の少年少女なんて影も形も無い動物村の漫画オンリーだったけど.

実に面白かった.

はかる,わける,くじを引く,パズル,数える,不思議な数値,いろいろな計算,推理と内容別に有名な魔方陣や期待値,偏差値,虫食い算,小町算など学校では教わらないけど,知っていると楽しい数学の話を漫画で教えてくれるかなりの良書です.

こういった学習系の漫画はちょっと絵の下手な漫画が多かったりしますが,この本の著者は富士山 みえるという,アニメ化もした「それゆけ!徹之進」の作者(ちなみに私が通う大学のすぐ近くに住んでます).漫画版の徹之進は少々下ネタが大目でしたが,本書はそういう描写もなく安心して読めます(だれが?)

ちなみに,ネット上で徹之進が全話読めますので,そちらもお勧めです.
それゆけ!徹之進 まんが復刻版
[ 2009/06/22 16:36 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

[書評]脳を「見える化」する思考ノート  

脳を「見える化」する思考ノート脳を「見える化」する思考ノート
(2008/08/28)
午堂 登紀雄

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私の大好きなノート術を紹介した本.

大好きなだけに多数の本を読んでいるため,本書を読んで特に目新しい方法論はありませんでした.それでもこの本を紹介するのは,著者のスタイルが面白かったため.

自分のノート術を「パクって組み合わせているだけ」と断言し,読者にも本書の内容をそのまま実行するのではなく,自分が使いやすい方法を組み合わせるよう薦めています.

実際,成功している人の方法論なんてものはそのまま自分に当てはめて仕えるものなんて100個中1個程度しか見つかりません.しかし,自分の方法は貴方には使えないかもしれないとは,なかなか言い切れる著者はいないと思います.

面白い視点で書かれている本は,その内容の有用性より,著者のパーソナリティを楽しむことができてお勧めです.
[ 2009/06/17 00:09 ] How to本 | TB(0) | CM(0)

[書評]大問題!  

大問題!大問題!
(2004/06)
東京理科大学、

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目次

数学系(円周率の値は? 地球のはちまき ほか)
物理系(地球に行けない? 雨が落ちる速さ ほか)
化学系(ダイヤと黒鉛・金はどうできたか ほか)
生物系(コラーゲン入り食品・植物油は体にいい? ほか)
工学系(二足歩行は不安定・役に立つ静電気 ほか)



東京理科大に所属している教授の総合カタログ.

私がよく読んでいる科学系の問題本なのですが,この本は全編東京理科大に所属している科学者(教授など)が執筆しているちょっと変わったタイプの本です.

各分野の問題はどれも興味深く,テレビの情報系番組で取り上げているようなセンセーショナルな扇動も無いため非常に読みやすかったです.

しかし,執筆者によって解説の分かりやすさにだいぶ違いがありました.私が教授のカタログと言ったのもそのためで,この本を読むことでどの教授が教え上手なのかが一目瞭然.

東京理科大に進学する人は,入学前に一度は目を通しておくといいかもしれません.
[ 2009/06/15 16:43 ] 新書 | TB(0) | CM(0)

[書評]民族衣装  

民族衣装 (マールカラー文庫 (1))民族衣装 (マールカラー文庫 (1))
(1994/10)
オーギュスト・ラシネマール社編集部

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中世ヨーロッパの市民が着ていた服の資料を安価で手に入れたかったので購入.なんというピンポイント.

300円という値段からあまり内容に期待をしていなかったのですが,いい意味で裏切られました.

ペンページオールカラーで,15世紀〜19世紀までの世界中の民族衣装が国別地域別で掲載されています.さらに,多少,ではありますが文章による注釈も入っているため,どういった流れでこの服装にいたったかもある程度空想することができます.

これで300円は安すぎる……絵を描く人,ファンタジー世界を作る人には是非一冊買って手元においておくことをお勧めします.
[ 2009/06/15 00:49 ] その他 | TB(0) | CM(0)