マンガを読んで小説家になろう!マンガを読んで小説家になろう!
(2007/03)
大内 明日香若桜木 虔

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 挑発的なタイトルですが、内容は至極まともです。

 要は、自分の中にある“物語のパターン”を増やすために、小説を読むよりもマンガを読んだほうが大量に読めるよね? ということ。まっとうだけど、すごくみもふたもないこと言ってますね、この人。小説を読み続けるのとマンガを読み続けるの、どちらが負担が少なく手軽にはじめられるかといえば圧倒的にマンガに軍配が上がるのも事実ですしね。

 しかし、この本の本当の主張は「とりあえず書こうぜ!」ってところにあります。千里の道も一歩から、どんなに読んだって書かなきゃ書けるわけないじゃんといわれたら、そりゃそうだと納得すると同時に、自分を振り返ってだめじゃんとツッコミを入れました。

 さて、書くか。
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」
(2008/03/12)
奥野 宣之

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 私は現在コクヨの測量野帳(スケッチブック)を手帳として愛用しています。2007年の10月から書き始めてすでに6冊目。それなりに表記方法も、活用方法も確立してきたのですが、まだまだ物足りなさを感じます。

 そんな中、この本に出会いました。すでに手帳を愛用している人には更なる発展を、いまだ持っていない人には新たな世界(大げさな表現ではなく、手帳を持つと自分の能力が1.25倍にはなりますよ、ほんと)がひらけます。

 日付の表記やパソコンとの連携など、以前紹介したアイデアマラソンに近い印象をうけます。しかしアイデアマラソンがあくまでアイデアの表記のために手帳(またはA5ルーズリーフなどなど)を使用しているのに対し、この本で提唱しているのはポケットに収まるサイズの手帳を、どうやったら最大限活用できるかという手帳そのものに対する方法論です。

 わかりやすく言うと、

 
 “手軽にこだわれる安い手帳”の作り方


のレシピ本。

 一冊の手帳をこれでもかと使い倒すためのノウハウが散らばっていて、どれもこれも試してみたいものばかり。この本を読んで初めて手帳を持つ人にとっては幸せな手帳ライフが約束されることでしょう。

 唯一の問題点は、索引の作成に手間がかかりすぎることでしょうが……どうすればいいんでしょう。
 むしろウサギになりたい。だって、教えるより教わるほうが、楽だから。

もしもウサギにコーチがいたら―「視点」を変える53の方法 (だいわ文庫)もしもウサギにコーチがいたら―「視点」を変える53の方法 (だいわ文庫)
(2006/10)
伊藤 守

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 童話ウサギとカメにおいて、慢心から負けてしまったウサギをどうすれば勝たせることができるのか? コーチングでやる気を引き出し、能力を高めることができるのか? という面白い観点から書かれた“教える”ためのノウハウ本です。

 一番心にぐさりと来たのは「ウサギが選ぶコーチはどんなコーチか」という章。そこに書かれていた内容を疑問系で自分にぶつけてみたところ、えぐれるほどに突き刺さりましたよ。具体的には、
1:「自分のコーチングを受けると、相手は何ができるようになるのか?」
2:「私自身からなにを学ばせることができるか?」
3:「私はなぜコーチをしているのか? なぜ私は教えるのか?」
4:「私にコーチはいるか?」
5:「私は今もコーチングを学んでいるか?」

この五つ。読みながら頭の中で考えてみたのですが、どれもしっかりとした答えは出せませんでした。一つ一つしっかり答えられるように紙に書いて認識しなおさなくちゃいけませんね。

 この人に教えてられてよかった! と思ってもらえる人間になりたい。
2008.05.05 書評:ウケる技術
 笑いが取れれば万事解決。

ウケる技術 (新潮文庫 こ 41-1)ウケる技術 (新潮文庫 こ 41-1)
(2007/03)
水野 敬也、小林 昌平 他

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 人を笑わせる方法を、技術論として語った珍しい一冊。

 納得いく部分もあり、いかない部分もあり、なるほどと驚く部分あり冷める部分ありと盛りだくさんではあるのですが、何より笑いというつかみにくいものを技術論として語っている姿勢が斬新で非常に楽しく読めました。

 特に、文庫版で書き下ろされた「メール編」を読んでみて、今まで何で彼女にメールのことで怒られ続けてきたのかなんとなくわかった気がしました。うん、やっぱり常に返信が一行のみじゃいけないんですよね! ちゃんと伝わる文章でメールもしないといけないんですよね! めんどくさいけど!

 ……コミュニケーションってほんと難しい。
2008.04.23 書評:知的ストレッチ入門
 もっともっと特別なオンリーワン。

知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る
(2006/09)
日垣 隆

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 本書の主題である知的生産よりも、オリジナルバッグと書棚の話題に目が行きました。

 本の置き場所と大学や実家への移動時に持ち運ぶかばんの不便さは自分の中で最重要課題ですので、それだけで読む価値のある一冊です。特に、大学に持って行くかばんは中身が頻繁に入れ替わる(曜日ごとに授業って違うし)ので、一つこれだ!と思ってもすぐ現状に会わなくなってきます。これはもう、安い奴を複数組み合わせたほうがいいのかとも思います。

 貧乏学生には、著者のようにフルオーダーメイドバッグなんて夢のまた夢ですよ!家電量販店のように、光回線契約したら○万円割引!とか家具もしてくれませんかね。

 ……今冗談で上記内容を打ち込んだのですが、良く考えると家具とプロバイダ契約って相性いいんじゃないかしら。

 家具を買う→リフォームまたは引越しした直後→プロバイダ契約を新しくしなおす可能性あり

 という図式は成り立つのではないでしょうか? どっかやってないかなぁ。それでもってロング書棚2本セットでタダとかにならないかなぁ。(本書で紹介していた本棚です。ちなみに一本1〜2万円ほど)

 妄想が止まりません。
2008.04.13 書評:思考のレッスン
 私にとっては文章レッスン。

思考のレッスン (文春文庫)思考のレッスン (文春文庫)
(2002/10)
丸谷 才一

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 この本を思考法のノウハウ本として読むと、いまいち物足りない、伝わらない、理解できない。それはなぜか?

 私の愛読している知的生産の技術と読み比べて見て、どこが違うのかを検証した結果、二つの要因を見つけることができました。


◆要因その1:私の知識不足(もしくは著者の説明不足)

 歴史上の事件、人物、学者などの説明が少なく、そもそも何を例として紹介しているのかが理解できません。おそらく、この著者が想定した読者には自明の内容なのでしょう。

 そもそも民俗学や和歌などを出して美しいとか奇麗って表現されても、その素養が無い人間にはなーにいってんだこのおっさんくらいにしか思えません。

 ああ、けど、和歌を詠んで「これはいい」と思える人って、素敵かも。これは私の勉強不足が原因ですね。けど、けっこうハードル高い本だなこれ。



◆要因その2:鼻につく。

 いや、別にえらそうなのは先生だから(レッスンを受けてるんだから、著者は先生です)当然ではあるのです。けど、先生の知識のすごさや着眼点のすごさ、知識の深さなんてものを知りたくてこの本を読んでいるわけではないので、鼻につきます。

 さらに、この本が対談形式で書かれているため、インタビュアーが先生をほめていると生徒は置いてきぼりにされた気分です。こっち向いてよ先生。



 この二点のために、とっつきにくい本という印象が私の中から消えません。

 しかし、レッスン5とレッスン6の考え方・書き方の項目はなるほどと思える部分が多く、最初からこの部分だけ読めば良かったと少々後悔。まだまだ、読書の技術が未熟なようです。

 文庫本という手軽な見た目と裏腹にかなりハードな本だったので、もう少し古典に対する知識をつけてから読み直したい一冊でした。
2008.04.11 書評:ウケるブログ
 ここまでできたら、ウケるかな?

ウケるブログ―Webで文章を“読ませる”ための100のコツウケるブログ―Webで文章を“読ませる”ための100のコツ
(2005/01)
高瀬 賢一

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 ブログ、というよりはネット上のテキスト全般に対してのノウハウが詰まった一冊です。

 正直、全般的に“日記”系のブログを対象としているため今いちぴんとこなかったのですが、テキストをストレス無く読んでもらえるための改行や漢字の工夫など、テキストデータの扱い方の部分は参考になりました。

 副題に「Webで文章を“読ませる”ための100のコツ」と書いてあるとおり100個のノウハウが詰まっているのですが、これを全部意識して書こうと思ったら、一文字も書くことはできなくなりそうなので、部分部分、取り入れられそうな場所から試してみたいと思います。