2008.06.24 書評:高校数学とっておき勉強法
高校数学とっておき勉強法―学校では教えてくれないコツとポイント (ブルーバックス)高校数学とっておき勉強法―学校では教えてくれないコツとポイント (ブルーバックス)
(1999/02)
鍵本 聡

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 大学の勉強をしていてつまづくのは高校数学の知識が不十分だからではないかと思い立ち、手にとってみた一冊。

 この本は数学の内容ではなく、勉強方法そのものを解説しています。

 高校で習う数学を4種類(A,B,Cとかじゃないですよ)にわけ、それぞれの性質とアプローチ方の違いを詳しく示しています。漠然と高校の授業をうけてたとき、あっさり点が取れてた内容とそうではなかった内容の違いが、この解説ではっきりわかることができました。なるほどねぇ、だから数列とか苦手なのか俺。

 全体的に感覚(フィーリング)の部分が強い内容になっていますが、もとから数学って感覚的なものなのかもしれません。数列、勉強するかぁ……。
2008.06.21 書評:マンガ脳科学入門
マンガ脳科学入門―心はどこにある? (ブルーバックス)マンガ脳科学入門―心はどこにある? (ブルーバックス)
(2001/11)
アングス ゲラトゥリオスカー サラーティ

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 漫画じゃないじゃんと読んで五分でツッコミ。イラスト(かなり見づらい絵)と文章が半々。

 正直期待したほどわかりやすいという内容ではありませんでしたが、過去から現在にかけて脳科学がどう発展してきたのか、今現在わかっていることは、そしてわかっていないことが何なのかを知ることができました。

 しかしよくもまあこんなにブラックボックス(仕組みがわからない)だらけの脳みそを、人工的に作ろうと始めたもんだと思いますね、人工知能研究。

 以前読んだ本によると、脳科学と人工知能研究は互いに研究結果をフィードバックしあう関係らしいですが、人工知能研究は人間の行動をどう再現するかという視点で物事を捉えているから、脳科学とは違ったアプローチができるんでしょうね。

 知れば知るほど、わからないことだらけになっていく学問って、すごいなぁと思います。
2008.06.13 書評:知能の謎
知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦
(2004/12/17)
けいはんな社会的知能発生学研究会瀬名 秀明

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 人工知能という分野が気になって仕方がないのですが、どちらかというとメカトロニクス的にどう実現するか(どう体を与えるか)により興味がよっているあたり、機械がすきなんですね、私。

 この本は、工学者から脳科学、はてはSF作家まで集まって知能とは何ぞやと語り、討論し罵倒し合ってる本です。なんというか、これほどまとまりのない本も珍しい……。

 私的に一番のヒットは寄藤文平氏のカバー&扉イラスト。実に分かりやすくその章で語られている内容を表しています。この絵だけでこの本買う価値ありだと思います。
 改めて絵の情報量ってすごいと思う反面、各章で自説を唱えている先生方の写真とイラストが分かりにくい、読みにくい。もうちょっとがんばって欲しかったです。

 内容は、「脳って(人間)って本当に不思議!」という一言に集約されてしまうのでなんだかなぁ。やっぱり、人間の機能を人間が作り出すというのは相当に難しいようです。ああ、興味が尽きない。
2008.06.04 書評:読書力
読書力 (岩波新書)読書力 (岩波新書)
(2002/09)
斎藤 孝

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 読書論。結論としては「みんなもっと本よもうぜ!」と一言で済むところを、普段読まない人たちを説得するために一人丁々発止(と書くと、すごいさびしい人みたい)で読書の利点と効用、読まなかった場合のデメリットを説いています。

 全般的に納得の内容なのですが、どうも本の“栄養価”をジャンル別に分類しているのがいかがなものかと。本からどんな栄養を受け取るかなんて、書き手と読み手の化学反応しだいだと思うのですが。絵本からビタミン取れる人もいればホラーで乳酸を除去できる人だっているから、本というものはこれだけさまざまな種類が存在しているんだと思うんですけどね。

 みんなもっと本を読もう! けど図書館で借りようと思ったら100人待ちとかは勘弁ね!!
2008.06.02 書評:畑村式「わかる」技術
畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)
(2005/10/19)
畑村 洋太郎

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 分かるとはどういうことか、わかることができるようになるにはどうしたらいいのかをテーマに書かれた本。

 最近こんな本ばかり読んでますが、人に何かを教えようとするとどうしてもこの「わかる」という壁にぶち当たります。そのまま壁を壊せればいいのですが、たいていあたって砕けているのが現状。なので、この手のテーマは常に意識せざるおえません。

 で、この本なのですが、正直文章は硬く、さくさく読めるといった内容ではありません。しかし、日常の数値化や定量化など、最近流行の地頭力を鍛えるためにも有効(というより必須)なノウハウが掲載されていてそれだけで一読の価値ありです。

 いやー、地頭の本、斜め読みしてわかんねぇよこんな問題と思っていたのですが、あれが分かる(というより、自分の中で考えて計算することができる)人たちって日常でこういう考え方をしていたんですね。


 そりゃおいらにゃとけねぇよ。


 人にわかってもらえるために、まずは自分が「わかる」人間になろうかと思います! まずは数値化から!
「分かりやすい文章」の技術 (ブルーバックス)「分かりやすい文章」の技術 (ブルーバックス)
(2004/05/21)
藤沢 晃治

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 「分かりやすい○○」シリーズ第三弾。読み手を説得するための文章術。

 分かりやすい文章とは、相手を説得(納得)させることができる文章だと定義している本書。余分な装飾は省き、いかに相手の頭に内容を刻み込むかに主眼を置かれた文章術は、いっそすがすがしくもあります。

 私も最近ブログの文章で定期的に改行を入れるなど、最低限の読みやすさは考慮しているつもりですが、著者ほど意識しているかと問われるとまだまだと答えるしかありません。

 本書の巻末にも前作から続くチェックリストが掲載されているので、これを参照しながら日常の文章(ブログ含め)を書くことにします。

 残念なのは、本文の「分かりやすさ」と比べると、目次の不出来が目につくところ。「効率が10倍アップする新・知的生産術」の目次くらい分かりやすくしてもよかったと思います。
 インターネットの情報利用術。

3時間で「専門家」になる私の方法3時間で「専門家」になる私の方法
(2007/09/11)
佐々木 俊尚

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 インターネットを駆使することで、3時間で専門家(のように)さまざまな分野の記事が書けるようになる方法論を紹介した一冊。筆者がライターなので、専門家になった後の活用法が書くことのみに限られてしまっているのが少しもったいないと感じるほど多方面に応用できる内容になっています。

 マトリックス、クオリア、セレンディピティという思考法(もしくは感覚)を活用して、石の中からいかに玉を取り出すか、どの玉を取り出すべきかが具体的によくわかります。

 また、ここに紹介されているネット上のツールは他のサービスでも代用が可能で、その分オリジナルの方法論を模索することができます。

 今までレポートを書くときなどに漠然としか使っていなかったインターネットを、もっと活用(コピペとかではなく!)してみようと思います。まずは、明日提出のレポートから!!