2008.03.31 書評:お金は銀行に預けるな
 正直手の出しようが無い。

お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
(2007/11/16)
勝間 和代

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 金融リテラシー(まあようするに、資産運用)の基礎を教えてくれる、らしい。

 一冊読みきった感想は、ぴんとこない、でした。

 もちろんその重要性も、学習したいという意欲もあるのですが、動かす金が無い。正直収入全部=生活費という状況の人間には、実践することも難しいです。やってみたいのにやれないというもどかしさはちょっとつらいですね。

 こういった知識は実践して何ぼだと思いますので、もう少し未来で読み返したいと思います。
2008.03.31 書評:思考の整理学
 思考の呼び水。

思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)
(1986/04/24)
外山 滋比古

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 1986年に出版され、なぜか最近になって脚光を浴びだしている発想や思考の楽しさを伝える本です。最初この本を手にとった時は、知的生産系のノウハウ本かと思ったのですが大間違い。この本は、そんな“やさしい”本ではありませんでした。

 この本が最終的に目指すのは「自立して思考できる」状態になること、です。

 学校の教育は、考える内容もそのプロセスも教えることで「隷属して思考できる」人間を生み出しています。しかし、コンピューターという万能の奴隷が一般家庭にすら普及し切っている現代に、隷属するだけの人間では生き残れないということでしょうか。

 著者は、自信の発想の元を小出しに紹介することで、私たちの奥深くに沈んでいる思考を無理やり呼び出そうとしているように読み取れました。だからこそでしょう、この本、やさしくないです。

 私が普段読んでいるノウハウ本は、ベストセラーが多いこともあり、わかりやすさ、読みやすさ重視で書かれています。

 しかしこの本は、一章読んでは本と目を閉じ考えまた本を開くといった、読むと考えるという動作が対になった“読書”をしないと読みとれない印象を受けます。そうして、読みながら自分の考えを“整理”していき必要なときにすぐ取りだせるように準備していく感覚。読み終わるまでに時間はかかりますが、思考のピースがはまっていくような、心地よい刺激をうけることができる一冊でした。