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書評:知的ストレッチ入門

 もっともっと特別なオンリーワン。

知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る
(2006/09)
日垣 隆

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 本書の主題である知的生産よりも、オリジナルバッグと書棚の話題に目が行きました。

 本の置き場所と大学や実家への移動時に持ち運ぶかばんの不便さは自分の中で最重要課題ですので、それだけで読む価値のある一冊です。特に、大学に持って行くかばんは中身が頻繁に入れ替わる(曜日ごとに授業って違うし)ので、一つこれだ!と思ってもすぐ現状に会わなくなってきます。これはもう、安い奴を複数組み合わせたほうがいいのかとも思います。

 貧乏学生には、著者のようにフルオーダーメイドバッグなんて夢のまた夢ですよ!家電量販店のように、光回線契約したら○万円割引!とか家具もしてくれませんかね。

 ……今冗談で上記内容を打ち込んだのですが、良く考えると家具とプロバイダ契約って相性いいんじゃないかしら。

 家具を買う→リフォームまたは引越しした直後→プロバイダ契約を新しくしなおす可能性あり

 という図式は成り立つのではないでしょうか? どっかやってないかなぁ。それでもってロング書棚2本セットでタダとかにならないかなぁ。(本書で紹介していた本棚です。ちなみに一本1~2万円ほど)

 妄想が止まりません。
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テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

書評:GOSICK

 うーん。

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)
(2003/12)
桜庭 一樹、武田 日向 他

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 今年の直木賞(だったっけ?)を受賞した著者のミステリー系ライトノベル。

 の、はずなのですが、異常なまでにキャラが弱い。
 そのキャラクターの属性(個性とも言う)を分解して考えるとこれほど弱い印象しか与えないのが不思議なほど。まあエキセントリックな美少女名探偵ってのはステレオタイプな感もありますが。

 この本を読みながらたまたま併読していた浅見光彦シリーズを読んでいて気がついたのですが、GOSICKってもしかしたら“ライトノベル”として書かれていないのではないかもしれません。

 年配(と言うと怒られそうですが)の人たちが読む推理小説って基本的にキャラクターの個性よりもドラマ重視、ヴィジュアルよりも描写重視といった傾向があるのですが、このGOSICKもこの“大人”向け推理小説臭が漂ってくるんですよね、読んでいると。

 まあ、そういった中途半端さのせいでそれほど面白い!とは思えない小説だったのですが、こうなると逆に完全に“大人”向けに書かれた直木賞受賞作を読んでみたくなりました。そもそもなんでラノベ作家としてデビューしたんだろと不思議に思う一冊でした。

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象牙の塔すら生ぬるい

 世界の知識への探究心、そして敬意に感動する。





 そしてうちの大学の知性を支えるべき図書館の貧弱さに涙がでてくる。

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書評:続「超」整理法・時間編

 時間を整理?

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)
(1995/01)
野口 悠紀雄

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 押し出しファイリングを紹介した「超」整理法の著者が、時間の節約術について書いた一冊。


 しかし、この整理法と時間がイコールでつながっているのを見ると違和感がありますね。

 確かに、整理されて無いと余計な時間を浪費することもありますし、時間が無いと整理することもできないという負のスパイラルによく陥りますから、別々に論ずるよりはまとめたほうが有効なのかもしれません。

 しかし何か違和感がある。

 何でだろうと考えてみると、多分この本がぜんぜん“整理されていない”時間管理の本だからだと思います。それぞれの章でのノウハウは確かに有効そうで、私も行っている内容もあります。しかし、それがただ羅列されているだけで、ぜんぜん体系だった知識として頭に入ってこない。前作と比べて、あまりにも構成の錬度が足りないという印象です。

 個々の内容は素晴らしいのに、その点だけが非常に残念でした。

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私の知的生産の技術

 実践し続けた人たちのお話。

私の知的生産の技術 (岩波新書)私の知的生産の技術 (岩波新書)
(1988/11)
梅棹 忠夫

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 自分なりの知的生産の技術を生み出し、それを実践し続けた人たちのコラム集です。この本の原稿は一般から募集されているため、大学の教授から主婦まで、それぞれ個性豊かな生産法にあふれています。

 一番印象的だったのは「盲人の場合」というタイトルの盲学校教師の方が書かれたコラム。つい最近目が見えない人が実際にパソコンを自在に操作するところを目の当たりにし非常に感銘を受けたばかりなのでよりいっそう興味深く読むことができました。

 知的生産というと、紙やパソコンを使って“なんぼ”という風潮が見受けられるので、それが使えない人は一体どうやって工夫するのだろうと疑問に思っていた部分が解消されました。

 よくよく考えていると、我がバイブルの一冊「知的生産の技術」の著者である梅棹忠夫氏も視力を失ってもなお精力的に活動されているのですから、方法はあるはずなんですよね。

 必要に迫られたときに人間の柔軟力と発想力に純粋に感動を覚えました。

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ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ

 生物って、おもしろ!(デューク風に)

ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待 (光文社新書 (315))ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待 (光文社新書 (315))
(2007/08)
佐藤 克文

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 ポッドキャストでよく聞いている、ラジオ版学問のススメにこの本の著者がゲストで来たことがあります。その時の話しが非常におもしろく、また機械技術に関する内容もふんだんに盛り込まれているようなので手に取りました。

 これがまた面白い!
 自分の生物に対する常識を覆すような新発見の数々。そしてそれを支えるハイテク技術の進歩。この分野に関してまったく知識の無い私が読んでもその楽しさやすごさを十分に感じることができます。

 こうした最先端の情報を“ツマミ食い”できるのが本というものの素晴らしさですね。

 この本で一番読み応えがあるのは七章の「教科書のウソとホント」。教科書のウソを指摘するとともに、この本でついてきたウソまでも暴露します。今まで読んできたものを最後に否定されておいおいおいおいとツッコミ入れたくなりますが、そのウソがあったからこそ特に疑問も持たずこの本を読み終えることができたんだなと実感します。

 必要なウソもあるんですね。

 タイトルの秒速2メートルという数字の秘密を知りたい方、生物の世界に興味があるかたはぜひ読んでいただきたい一冊です。

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書評:思考のレッスン

 私にとっては文章レッスン。

思考のレッスン (文春文庫)思考のレッスン (文春文庫)
(2002/10)
丸谷 才一

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 この本を思考法のノウハウ本として読むと、いまいち物足りない、伝わらない、理解できない。それはなぜか?

 私の愛読している知的生産の技術と読み比べて見て、どこが違うのかを検証した結果、二つの要因を見つけることができました。


◆要因その1:私の知識不足(もしくは著者の説明不足)

 歴史上の事件、人物、学者などの説明が少なく、そもそも何を例として紹介しているのかが理解できません。おそらく、この著者が想定した読者には自明の内容なのでしょう。

 そもそも民俗学や和歌などを出して美しいとか奇麗って表現されても、その素養が無い人間にはなーにいってんだこのおっさんくらいにしか思えません。

 ああ、けど、和歌を詠んで「これはいい」と思える人って、素敵かも。これは私の勉強不足が原因ですね。けど、けっこうハードル高い本だなこれ。



◆要因その2:鼻につく。

 いや、別にえらそうなのは先生だから(レッスンを受けてるんだから、著者は先生です)当然ではあるのです。けど、先生の知識のすごさや着眼点のすごさ、知識の深さなんてものを知りたくてこの本を読んでいるわけではないので、鼻につきます。

 さらに、この本が対談形式で書かれているため、インタビュアーが先生をほめていると生徒は置いてきぼりにされた気分です。こっち向いてよ先生。



 この二点のために、とっつきにくい本という印象が私の中から消えません。

 しかし、レッスン5とレッスン6の考え方・書き方の項目はなるほどと思える部分が多く、最初からこの部分だけ読めば良かったと少々後悔。まだまだ、読書の技術が未熟なようです。

 文庫本という手軽な見た目と裏腹にかなりハードな本だったので、もう少し古典に対する知識をつけてから読み直したい一冊でした。

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パンダの死体はよみがえる

 変態再び(しつこいけどほめてます)。

パンダの死体はよみがえる (ちくま新書)パンダの死体はよみがえる (ちくま新書)
(2005/02/08)
遠藤 秀紀

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 先日紹介した解剖男の前に書かれた、同じ著者が同じように解剖についてひたすら熱く語った一冊。

 この本の文字を眺めた後ふと目を閉じると、大きなナイフを持って嬉々としてゾウの腹を切り裂いている著者の姿が思い浮かぶようです。というのもこの本、かなり表現が文学より。

 自分の勉強していない分野の本はなかなか頭に入りにくいのですが、この著者の本が読みやすいのはそのためだと思います。

 知らない世界を知っている言葉で教えてくれる、こんな本が増えると読書がもっと楽しいものになるんでしょうねぇ。うちの教授陣につめの垢を煎じて飲ませたいです。

 しかし、生物って知れば知るほど面白いなぁ。最近動物(動く物)に対する興味が増しているのを感じます。数学物理の生き抜きに読んでるから余計に層感じるのかもしれませんけどね。

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書評:ウケるブログ

 ここまでできたら、ウケるかな?

ウケるブログ―Webで文章を“読ませる”ための100のコツウケるブログ―Webで文章を“読ませる”ための100のコツ
(2005/01)
高瀬 賢一

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 ブログ、というよりはネット上のテキスト全般に対してのノウハウが詰まった一冊です。

 正直、全般的に“日記”系のブログを対象としているため今いちぴんとこなかったのですが、テキストをストレス無く読んでもらえるための改行や漢字の工夫など、テキストデータの扱い方の部分は参考になりました。

 副題に「Webで文章を“読ませる”ための100のコツ」と書いてあるとおり100個のノウハウが詰まっているのですが、これを全部意識して書こうと思ったら、一文字も書くことはできなくなりそうなので、部分部分、取り入れられそうな場所から試してみたいと思います。

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書評:あたらしい教科書 コンピュータ

 コンピュータの教科書というか、パソコンの教科書。

あたらしい教科書〈9〉コンピュータ (あたらしい教科書 (9))あたらしい教科書〈9〉コンピュータ (あたらしい教科書 (9))
(2006/10)
山形 浩生

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 コンピュータのきもちの著者が監修した、コンピュータの教科書。

 コンピュータを理解する上で必須のキーワード解説や、今までたどってきた歴史などをヴィジュアルを交えて分かりやすく解説しています。確かに、教科書と呼ぶにふさわしい内容だと思います。

 ただ、教科書として見ると少々“今”を追いすぎていて、あと2~3年後には陳腐化しそうな内容も見受けられます。この本は、あくまで2006年の教科書として完成されている印象です。

 これを毎年更新して、内容を足したり引いたりして常に新鮮な情報を付け加えるなら素晴らしい教科書になると思います。大学のコンピュータリテラシーの授業をうけるくらいなら、この本一冊読んだほうが勉強になりますね。

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書評:文系のための「Web2.0」入門

 わからんよ、これ。

文系のための「Web2.0」入門 (青春新書INTELLIGENCE)文系のための「Web2.0」入門 (青春新書INTELLIGENCE)
(2006/08)
小川 浩

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 自分の中で、生徒さんに説明されて答えられないと感じる部分を補強しようと期待して読んだのですが、だーめだこりゃ。文系どころか理系でもわからない。というより、伝える部分以外の情報が多すぎる印象です。

 結果的に、誰にも伝わらない解説書になっています。

 ただ、それぞれのキーワードに関する解説は読み応えがあり、いくつかのキーワードに関しての説明の“輪郭”を得ることはできました。

 この一冊で理解するのではなく、あくまで参考にするための本としては、細かい解説は充実しているのでいいのかもしれません。

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素敵過ぎる



 是非うちの大学でもやってもらいたい。

◆大学の授業で思うこと

 授業の出欠を取るのはいい。課題を出すのもかまわない。

 しかし、なぜに授業が一回きりなのか。もちろん質問などはちゃんと時間が確保されているのでその時に行けばいいのですが、週に一回しかいなくてしかも先生が大学にいない(常勤ではない)場合などはどうしろと。

 せめて、授業だけはこうやって撮影してあとから何度でも見返せる仕組みを作るべきだと思うのですよ。

 まあ、久々に大学の専門的な授業うけたら前に勉強したことが奇麗に抜け落ちてたから余計にそう思うんですけどね。


◆京大の公開講義に対しての要望

 この調子で周りの大学があわてて追従しなきゃいけないくらいどんどんコンテンツを増やして欲しいです。気になる授業がおおすぎます。

 しかし、この動画うちの大学のパソコンで見てたら怒られるかしら。

書評:「仕事の基本」が身につく本

 マナーは大事。

「仕事の基本」が身につく本―3日で読める!一生役立つ!「仕事の基本」が身につく本―3日で読める!一生役立つ!
(2005/02)
古谷 治子

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 新入社員向けに、会社の仕組みから仕事のルールまで網羅された“入門書”。分かりやすく、また不安な部分を分かりやすく伝えてくれるのでお勧めの一冊です。

 この本を手に取ったのは、パソコン教室で私が受け持つ生徒さんが、現役の社会人または定年で退職した人たちばかりなため。最低限の礼節をわきまえていないと、侮れてしまいます。

 私一人が侮られるのは別段問題ないのですが、その結果伝えられたものが伝わらなくなってしまう事態を引き起こす可能性があることを考えると、しっかりと準備するにこしたことはないと思いこの本を手に取りました。

 学生の身分で行うアルバイトでは、まず得られない知識も多いのでこの機会にしっかりと学習したいと思います。

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書評:解剖男

 変体極まる(ほめてますよ?)。

解剖男 (講談社現代新書)解剖男 (講談社現代新書)
(2006/02)
遠藤 秀紀

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 遺体解剖学の権威が、解剖の楽しさや意義を暑苦しいくらいに語った一冊。

 毎日電車に揺られながらアザラシの解剖風景を脳みその中でシュミレーションするくらい解剖を愛している著者の姿を見ると、楽しさや意義は伝わってくるのですが、正直やりたいと思わない。

 私もオタクの端くれ、そういった性質を理解しないわけではありませんが、アニメオタクが鉄道オタクを理解できないように、私には理解しにくい世界のようです。

 その分、新鮮かつ斬新な世界を見せてくれるので知的好奇心の満足という点では満点の出来です。描写もかなり文学的にされており、著者のこの本に対する熱の入れようを感じることができます。

 解剖って何が楽しいのか分からない。死体なんて捨てちゃえば良いのにと考えてる人たちにぜひ読んでいただきたい本です。

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書評:図書館に訊け!

 知の博物館へ。

図書館に訊け! (ちくま新書)図書館に訊け! (ちくま新書)
(2004/08/06)
井上 真琴

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 普段何気なく(というよりはかなり積極的に)使っている図書館の、知られざる姿を教えてくれる良書です。これから大学生になる人には一度は読んで欲しい内容となっています。

 あまりにも刺激的な内容。この本を受けて、自分の図書館の使い方の稚拙さに恥ずかしさすら感じています。月20冊も借りているのに、ただ借りてる“だけ”だったなんて!

 多岐にわたる図書館の種類による性質の違いから、資料にたどり着くための方法論、ほとんど知られていないレファレンスサービスの使い方まで目から鱗のノウハウの数々。図書館を使いこなすということがどういうことか、また使いこなして見たいという欲求を非常に強く感じます。

 ただ、うちの大学の図書館も市の図書館もレファレンスサービスをやっていないので、その点を試して見たい時どうしようかと悩み中。今度実家帰ったときに地元の図書館で試して見ようかな。

 レポートなどで資料が必要になる人には必見の一冊です。

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書評:レオナルド・ダ・ヴィンチの手記

 天才すぎる。

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上   岩波文庫 青 550-1レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 岩波文庫 青 550-1
(1954/01)
レオナルド ダ・ヴィンチ

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レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下    岩波文庫 青 550-2レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下  岩波文庫 青 550-2
(1958/01)
レオナルド ダ・ヴィンチ

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 ダヴィンチと言えば、彫刻から絵画までマルチな才能でしられていますが、まさかここまで天才だったとは。

 各地に散在したダヴィンチの手帳を纏め上げ、本にしたのが本書です。1ページに2~4編ほどがつづられており、本と言うよりは一言ブログの集合体のような形式になっています。

 それが面白い&美しい文体で、飽きもせず上下巻一気に読んでしまいました。旧漢字表記なので読みづらいことこの上ないのですが、それを忘れさせるほどおもしろかったです。

 私も手帳を付けているのですが、ダヴィンチの手帳と見比べて見るとその中身の無さに凹みます。


 一つだけ気になったのは、坊主(宣教師?)と詩人に対する辛らつな態度。もしかしたら、ダヴィンチって聖書をモチーフとした作品を作ることがいやだったんじゃないかと思えるくらいこき下ろしています。まあ、聖書って絵画より遥かに人々の中に浸透した作品だったでしょうから、悔しい部分があったのかもしれませんけど。

 一ページ、この本のように文学的(科学的)な読みごたえのある文章を手帳に書こうとして、その難しさとダヴィンチの偉大さを感じました。

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書評:コンピューターのきもち

 かわいそうな子。

新教養としてのパソコン入門 コンピュータのきもち新教養としてのパソコン入門 コンピュータのきもち
(2002/09/18)
山形 浩生

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 そもそもコンピュータってどんなものなのか、でっかい本体の中で一体何をやっているのかを、感覚的に掴めるよう書かれた良書。

 この本を読んで、自分のパソコンに対する接し方が他の人と違う理由がなんとなく理解できました。

 コンピュータはさびしい存在です。CPUという箱の中で、次々と送られてくる命令を受け取って返す、その繰り返しだけの存在。自分では何も理解できず、判断できず、ただ人に左右され使われる。

 そんなコンピュータにたいしてだからこそ、生徒さんたちにパソコンへの指示を出すよう伝えるときに「○○して“あげて”ください」と無意識に発言していたんだと思います。

 コンピュータというものを理解するのに、とてもいい一冊だと感じました。

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3月に書評した本



三月に書評した本は20冊。実際読んだのは30冊程度です。
今月は大学も始まるので、もっと積極的に読んでいきたいですね。


教科書とか。

書評:「ご冗談でしょう、ファインマンさん」

 このおっさんおもしろすぎ。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
(2000/01)
リチャード P. ファインマン

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ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)
(2000/01)
リチャード P. ファインマン

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 ノーベル物理学者であるR・P・ファインマンの自伝書です。マンハッタン計画に参加していたこの人のことを手放しにほめるのは日本人として少々気がとがめる部分もあるのですが、それを忘れさせるくらいユーモアにあふれた奇人です。

 物理学者なのにドラムを叩いてリオのカーニバルに参加し、絵筆を取れば個展を開き、神学校の生徒たちと科学について議論する。

 何がやりたいのか良く分からない、一貫性が無いといえなくもない、けれど好奇心という病気にとりつかれた人生とはこれほど面白い物なのかとワクワクしながら読んでいました。

 自伝書がおもしろかったのって、初めてかもしれない。
 学習・理解・工夫という、この人のスタンスを見習いながら大学で勉強したいと思います。

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書評:佐藤可士和の超整理術

 奇麗なだけだった。

佐藤可士和の超整理術佐藤可士和の超整理術
(2007/09/15)
佐藤 可士和

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 有名デザイナーの整理術とあり、期待していたのですがちょっと残念な内容。

 やっていることも書いてあることも特に感銘を受けることなく読み終わってしまいました。なんていうか、整理術ってタイトルじゃなきゃもう少し楽しく読めたのかもしれません。整理に関して知りたい!と思って読むと肩透かしを食らいます。

 しかし、実際に整理されている書類や机の写真を見ると、やはり奇麗! かっこいい!

 ここまでがっつりやられるとまねする気もおきません。
 この写真だけで全ページうめると楽しい本になりそうな予感。

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「できる人」の聞き方&質問テクニック

 本当はいつだって不安。

「できる人」の聞き方&質問テクニック?なぜか、「人に好かれる人」の技術と習慣「できる人」の聞き方&質問テクニック?なぜか、「人に好かれる人」の技術と習慣
(2006/03/18)
箱田 忠昭

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 私がパソコン教室で一番苦手としている時間が、授業の合間に入れる休憩時間。

 正直、何をしゃべっていいのかわからない。

 基本的に自分の倍以上の年齢の人たちばかりなので、趣味が合わないとかそんな次元の話ですらない。知らない国に行って現地の人たちの言葉を聞いているような気分。けど、黙っているわけにもいかない。

 そんな時によくつかうのが、“聞き役”に徹するという手段。

 基本的に、7~8人の生徒さんたちがいっぺんに会話をしているもんだから、かならず一人か二人、誰も聞いてないのにしゃべり続けている人がでてくる。その人の話を聞く、相槌を打つ、ちょっとだけコメントをする、そしてまた聞く。

 そうして毎日を乗り切っているのですが、これで相手が満足しているのか常に不安です。嫌われてたら、陰口を言われてたらといつも胃が痛くなりそう。食欲ありすぎて困っているので実際は痛くなってないんですけどね。

 少しでも聞き取りのスキルを手に入れるため、こういった本を手に取るのですが、ああすればよかったこうすればよかったと過去を再生し続けながら読むので、頭に入りにくいことこの上なし。けれど、その反省が明日につながると信じて今日も話を聞くことにします。

 問題は、おとなしい、ひっそりとした生徒さんとタイマンで話さなきゃいけない時なんですが……。

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