書評:図書館に訊け!

 知の博物館へ。

図書館に訊け! (ちくま新書)図書館に訊け! (ちくま新書)
(2004/08/06)
井上 真琴

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 普段何気なく(というよりはかなり積極的に)使っている図書館の、知られざる姿を教えてくれる良書です。これから大学生になる人には一度は読んで欲しい内容となっています。

 あまりにも刺激的な内容。この本を受けて、自分の図書館の使い方の稚拙さに恥ずかしさすら感じています。月20冊も借りているのに、ただ借りてる“だけ”だったなんて!

 多岐にわたる図書館の種類による性質の違いから、資料にたどり着くための方法論、ほとんど知られていないレファレンスサービスの使い方まで目から鱗のノウハウの数々。図書館を使いこなすということがどういうことか、また使いこなして見たいという欲求を非常に強く感じます。

 ただ、うちの大学の図書館も市の図書館もレファレンスサービスをやっていないので、その点を試して見たい時どうしようかと悩み中。今度実家帰ったときに地元の図書館で試して見ようかな。

 レポートなどで資料が必要になる人には必見の一冊です。
テーマ: ブックレビュー -  ジャンル: 小説・文学
by BASARA  at 16:50 |  新書 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

書評:レオナルド・ダ・ヴィンチの手記

 天才すぎる。

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上   岩波文庫 青 550-1レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 岩波文庫 青 550-1
(1954/01)
レオナルド ダ・ヴィンチ

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レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下    岩波文庫 青 550-2レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下  岩波文庫 青 550-2
(1958/01)
レオナルド ダ・ヴィンチ

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 ダヴィンチと言えば、彫刻から絵画までマルチな才能でしられていますが、まさかここまで天才だったとは。

 各地に散在したダヴィンチの手帳を纏め上げ、本にしたのが本書です。1ページに2〜4編ほどがつづられており、本と言うよりは一言ブログの集合体のような形式になっています。

 それが面白い&美しい文体で、飽きもせず上下巻一気に読んでしまいました。旧漢字表記なので読みづらいことこの上ないのですが、それを忘れさせるほどおもしろかったです。

 私も手帳を付けているのですが、ダヴィンチの手帳と見比べて見るとその中身の無さに凹みます。


 一つだけ気になったのは、坊主(宣教師?)と詩人に対する辛らつな態度。もしかしたら、ダヴィンチって聖書をモチーフとした作品を作ることがいやだったんじゃないかと思えるくらいこき下ろしています。まあ、聖書って絵画より遥かに人々の中に浸透した作品だったでしょうから、悔しい部分があったのかもしれませんけど。

 一ページ、この本のように文学的(科学的)な読みごたえのある文章を手帳に書こうとして、その難しさとダヴィンチの偉大さを感じました。
テーマ: ブックレビュー -  ジャンル: 小説・文学
by BASARA  at 16:40 |  小説 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑