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書評:ロボット進化論

 人造人間というロマンではなく、日常を支える技術へ。

ロボット進化論―「人造人間」から「人と共存するシステム」へ (東京理科大学・坊っちゃん選書)ロボット進化論―「人造人間」から「人と共存するシステム」へ (東京理科大学・坊っちゃん選書)
(2006/07)
小林 宏

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 ロボット受付嬢やマッスルスーツで有名な小林宏先生の著書。
 ロボットを人間に近づけるのではなく、実用的なロボットを作った方が役に立つという「そりゃそうだ」としか言えない正論を展開しています。(ほめてますよ?)

 私もロボットにあこがれて工学部の道に進んだ人間なので、どうしてもロボットを作るとなるとアトムやドラえもんのイメージから逃れることができません。うちの大学に至ってはポスターにアトムを描いて、やってることはロボットの腕の開発です(もちろん義手などに応用できるので重要な研究ではあります)。

 それが悪いというわけではないのですが、現在のロボットが完全に自立した存在ではない。設計コンセプト・技術がそれに追いついていないという現状をかんがみるに、ロボット=人間と共存するシステムという小林先生の捕え方が一番現実的なのではないかと感じました。

 技術の世界は日進月歩。昔は宇宙飛行士のお化けにしか見えなかったロボットが自転車に乗って走る時代になりました。この本を読みながら、10年後、20年後にはどんな姿をしたロボット(もしくはシステム)が動いているのか想像が膨らみます。

 改めて、面白い時代に生きていると感じました。

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

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