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書評:蟲と眼球とテディベア

 コメディの残酷さと滑稽さ。

蟲と眼球とテディベア蟲と眼球とテディベア
(2005/06)
日日日

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 もともとがコメディ小説を目指していた(らしい)本書の設定は、一目見てそれととれるほど滑稽です。

 眼球抉子(がんきゅうえぐりこ)、うさりん閣下、パーフェクトロリコン超人etc...

 しかし、この作家の持ち味というべきか、力量の限界というべきか、コメディ小説の鱗片すら見せることなくシリアスなストーリーに進んで行きます。せっかく素材はあるのですから、もう少し笑いがほしかったですね。

 また、私がこの人の小説でもっとも好きな点であり、欠点なのが「悪人が見えづらい」ストーリーです。

 当然のことながら悪人にも悪人なりのエピソードがあり“悪”をなしているのですが、この日日日という作家はあまりにもそれを全面に出しすぎる。

 私はそれが気に入って愛読しているのですが、月刊ペースで発売される新刊を読み続けていると、さすがに食傷気味です。読まなきゃいいじゃんというツッコミは無しで。

 もう少し“敵”のバリエーションが豊富だと読んでいてドキドキワクワクが増えると思います。そういう視点で考えると、「アンダカ」シリーズは期待しています。

 しかしまあ、こうやって語っている時点でこの作家を気に入っていることはバレバレですね。

参考にしたブログ
『蟲と眼球とテディベア』日日日 - 魔王14歳の幸福な電波 はてなユーザーの評価
本うらら: ●『蟲と眼球とテディベア』(※生と死』 はてなユーザーの評価
ありやんブログ: 蟲と眼球とテディベア はてなユーザーの評価

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

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