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書評:攻殻機動隊 STAND ALONE COMPEX 虚夢回路

 つながっている。つもり。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 虚夢回路 (徳間デュアル文庫)攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 虚夢回路 (徳間デュアル文庫)
(2004/01/21)
藤咲 淳一

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あらゆるネットが眼根を巡らせ
 光や電子となった意思を
 ある一方こうに向かわせたとしても
 “孤人”が
 複合体としての“個”になる程には
 情報化されていない時代・・・



 日本より海外で高い評価を得ているSFアニメ映画、攻殻機動隊。そのOVA版のシナリオを手がけた藤崎淳一が書いた小説版「攻殻機動隊」。

 私が攻殻機動隊という作品に対して思いいれが強すぎるため、正直期待しすぎていたことも否めませんが、食い足りない感があります。

 この攻殻機動隊という作品、主人公の女性が完全アンドロイドで無表情の鉄仮面女。その無いはずの表情から様々な感情を読み取ろうとすることで物語りに深く入り込むというつくりになっているので、小説化は非常に難しいのでしょう。

 著者は違いますが、映画第二弾の放映にあわせて出版された小説版「イノセンス」の完成度が非常に高かったのは、主人公をこの女性キャラではなくもう一人のメインキャラクターである不器用でセンチメンタルなおっさんにしたことも大きいと思います。

 世界観が好きな人には十分に楽しめる小説ではありますが、キャラクターの“表情”が好きな人(私のことですが)には少々物足りない印象でした。

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

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