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書評:レオナルド・ダ・ヴィンチの手記

 天才すぎる。

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 ダヴィンチと言えば、彫刻から絵画までマルチな才能でしられていますが、まさかここまで天才だったとは。

 各地に散在したダヴィンチの手帳を纏め上げ、本にしたのが本書です。1ページに2~4編ほどがつづられており、本と言うよりは一言ブログの集合体のような形式になっています。

 それが面白い&美しい文体で、飽きもせず上下巻一気に読んでしまいました。旧漢字表記なので読みづらいことこの上ないのですが、それを忘れさせるほどおもしろかったです。

 私も手帳を付けているのですが、ダヴィンチの手帳と見比べて見るとその中身の無さに凹みます。


 一つだけ気になったのは、坊主(宣教師?)と詩人に対する辛らつな態度。もしかしたら、ダヴィンチって聖書をモチーフとした作品を作ることがいやだったんじゃないかと思えるくらいこき下ろしています。まあ、聖書って絵画より遥かに人々の中に浸透した作品だったでしょうから、悔しい部分があったのかもしれませんけど。

 一ページ、この本のように文学的(科学的)な読みごたえのある文章を手帳に書こうとして、その難しさとダヴィンチの偉大さを感じました。

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

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