スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

書評:心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎

心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 (サイエンス・アイ新書 31) (サイエンス・アイ新書)心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 (サイエンス・アイ新書 31) (サイエンス・アイ新書)
(2007/08/16)
有田 隆也

商品詳細を見る


心、とタイトルに書かれていますが、本書は人口の知能、もしくは生命をわかりやすく解説した入門書といえるでしょう。(入門書ばかり読んでますね、私)

心・知能・生命の定義をWikipediaで調べてみると、

心(こころ)、この言葉は非常に多義的・抽象的であり、話者や文脈に応じて多様な意味をもつ。
広辞苑は以下のようなものを挙げている。

  1. 人間の精神作用のもとになるもの。

  2. 人間の精神の作用そのもの。

  3. 知識・感情・意思の総体。

  4. おもわく。

  5. 気持ち。

  6. 思いやり、情け。


他に 趣き、趣向、意味、物の中心、等。

知能(ちのう 英:intelligence)とは、論理的に考える、計画を立てる、問題解決する、抽象的に考える、考えを把握する、言語機能、学習機能などさまざまな知的活動を含む心の特性のことである。知能は、しばしば幅広い概念も含めて捉えられるが、心理学領域では一般に、創造性、性格、知恵などとは分けて考えられている。


生命(せいめい)とは、生物が生物として自己を維持、増殖、外界と隔離する活動の総称であるが、はっきりとした定義を与える事は難しい。またある意味では、自己複製を繰り返し、かつ変化しうる存在で有るとも考えられる。この場合細胞も、代謝でさえも必要では無く、既存の生物にとらわれる事無く生命の基本的性質を議論する事が可能になる。こういった文脈では生物は現生の地球上の生物に限定して使用されることもある。逆に、命、あるいは魂と同じ意味に使われる場合もある。


……そもそも定義が難しいものを辞書で調べるって、不毛ですよね。

よくよく考えると、そのなんだかよくわからないものを、世界中の頭のいい人たちが日夜研究してるわけで。それってすごく素敵なことなのかもしれません。見返りよりも、好奇心。

そういえば、原理はよくわかってなくても何気なく使っているものって世の中多いですよね。家電だってそうですし、今こうして触っているPCだってそう。

鉄を製鉄する高炉にいたっては、コンピューターでのシュミレーションでようやくその内部でどんなことが起こっているかがわかったくらいで、それまでは職人の勘まかせだったそうですし。

勘って。

まあけど、こうして私たちは家電を使い、PCを使い、鉄で出来た製品に囲まれて生きているわけで、いつの間にか高炉の内部の動きがわかるようになったように、心が何なのか、わかる日が来るのかもしれません。

本書は、そんなよくわからないものをどうにか作るためのさまざまなアプローチを見せてくれます。本書を読んで答えはでませんが、好奇心はいやおうなしに刺激される。そんな一冊です。

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。