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[書評]ケータイ小説活字革命論

ケータイ小説活字革命論―新世代へのマーケティング術 (角川SSC新書)ケータイ小説活字革命論―新世代へのマーケティング術 (角川SSC新書)
(2008/05)
伊東 寿朗

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ケータイ小説についての評価をネット上で見ると、どれもこれも酷評ばかり。まあ、ネット上で発言している人たちの大半が携帯で小説を読むという習慣も、それをリアルと感じる感性も持ち合わせていない状況では、当然といえば当然ですが。

調べていてもどれもこれも似たような議論ばかり(曰く、日本語としておかしい、性描写が露骨など)でちょっと食傷気味だったので、携帯小説を真っ向から肯定するような意見を探していてこの本にたどり着きました。

著者は、魔法のiランドという携帯用ホームページを手軽に製作できるサービスを運営する会社で、携帯小説のマーケティングを担当していたまさに仕掛け人。

その人が、携帯小説というのは一体どういうものなのか。それを読んでいるのはどういった人たちで、書いているのはどんな人なのか。携帯小説が広まったきっかけから、現在の文芸出版の売り上げランキング上位に書籍化された携帯小説が進出してきた現在までを流れに沿って解説しており、非常に分かりやすくかかれていました。

行間やフォントサイズなども詰まりすぎず目に優しいデザインで書かれていたのも、携帯やPCで読みやすい、疲れない文章とういものを考えてきた結果なのかも知れません。

一方の(それもまともに読みもしない、参加もしてない)人たちの意見だけを鵜呑みにするのではなく、実際にそこにどっぷりとつかり、その流れを追ってきた人の意見というのは説得力が違います。

何冊か、書籍化された小説を読んでみようかと思いました。

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

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