2008.05.05 書評:ウケる技術
笑いが取れれば万事解決。
人を笑わせる方法を、技術論として語った珍しい一冊。
納得いく部分もあり、いかない部分もあり、なるほどと驚く部分あり冷める部分ありと盛りだくさんではあるのですが、何より笑いというつかみにくいものを技術論として語っている姿勢が斬新で非常に楽しく読めました。
特に、文庫版で書き下ろされた「メール編」を読んでみて、今まで何で彼女にメールのことで怒られ続けてきたのかなんとなくわかった気がしました。うん、やっぱり常に返信が一行のみじゃいけないんですよね! ちゃんと伝わる文章でメールもしないといけないんですよね! めんどくさいけど!
……コミュニケーションってほんと難しい。
![]() | ウケる技術 (新潮文庫 こ 41-1) (2007/03) 水野 敬也、小林 昌平 他 商品詳細を見る |
人を笑わせる方法を、技術論として語った珍しい一冊。
納得いく部分もあり、いかない部分もあり、なるほどと驚く部分あり冷める部分ありと盛りだくさんではあるのですが、何より笑いというつかみにくいものを技術論として語っている姿勢が斬新で非常に楽しく読めました。
特に、文庫版で書き下ろされた「メール編」を読んでみて、今まで何で彼女にメールのことで怒られ続けてきたのかなんとなくわかった気がしました。うん、やっぱり常に返信が一行のみじゃいけないんですよね! ちゃんと伝わる文章でメールもしないといけないんですよね! めんどくさいけど!
……コミュニケーションってほんと難しい。
2008.04.23 書評:知的ストレッチ入門
もっともっと特別なオンリーワン。
本書の主題である知的生産よりも、オリジナルバッグと書棚の話題に目が行きました。
本の置き場所と大学や実家への移動時に持ち運ぶかばんの不便さは自分の中で最重要課題ですので、それだけで読む価値のある一冊です。特に、大学に持って行くかばんは中身が頻繁に入れ替わる(曜日ごとに授業って違うし)ので、一つこれだ!と思ってもすぐ現状に会わなくなってきます。これはもう、安い奴を複数組み合わせたほうがいいのかとも思います。
貧乏学生には、著者のようにフルオーダーメイドバッグなんて夢のまた夢ですよ!家電量販店のように、光回線契約したら○万円割引!とか家具もしてくれませんかね。
……今冗談で上記内容を打ち込んだのですが、良く考えると家具とプロバイダ契約って相性いいんじゃないかしら。
家具を買う→リフォームまたは引越しした直後→プロバイダ契約を新しくしなおす可能性あり
という図式は成り立つのではないでしょうか? どっかやってないかなぁ。それでもってロング書棚2本セットでタダとかにならないかなぁ。(本書で紹介していた本棚です。ちなみに一本1〜2万円ほど)
妄想が止まりません。
![]() | 知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る (2006/09) 日垣 隆 商品詳細を見る |
本書の主題である知的生産よりも、オリジナルバッグと書棚の話題に目が行きました。
本の置き場所と大学や実家への移動時に持ち運ぶかばんの不便さは自分の中で最重要課題ですので、それだけで読む価値のある一冊です。特に、大学に持って行くかばんは中身が頻繁に入れ替わる(曜日ごとに授業って違うし)ので、一つこれだ!と思ってもすぐ現状に会わなくなってきます。これはもう、安い奴を複数組み合わせたほうがいいのかとも思います。
貧乏学生には、著者のようにフルオーダーメイドバッグなんて夢のまた夢ですよ!家電量販店のように、光回線契約したら○万円割引!とか家具もしてくれませんかね。
……今冗談で上記内容を打ち込んだのですが、良く考えると家具とプロバイダ契約って相性いいんじゃないかしら。
家具を買う→リフォームまたは引越しした直後→プロバイダ契約を新しくしなおす可能性あり
という図式は成り立つのではないでしょうか? どっかやってないかなぁ。それでもってロング書棚2本セットでタダとかにならないかなぁ。(本書で紹介していた本棚です。ちなみに一本1〜2万円ほど)
妄想が止まりません。
2008.04.13 書評:思考のレッスン
私にとっては文章レッスン。
この本を思考法のノウハウ本として読むと、いまいち物足りない、伝わらない、理解できない。それはなぜか?
私の愛読している知的生産の技術と読み比べて見て、どこが違うのかを検証した結果、二つの要因を見つけることができました。
◆要因その1:私の知識不足(もしくは著者の説明不足)
歴史上の事件、人物、学者などの説明が少なく、そもそも何を例として紹介しているのかが理解できません。おそらく、この著者が想定した読者には自明の内容なのでしょう。
そもそも民俗学や和歌などを出して美しいとか奇麗って表現されても、その素養が無い人間にはなーにいってんだこのおっさんくらいにしか思えません。
ああ、けど、和歌を詠んで「これはいい」と思える人って、素敵かも。これは私の勉強不足が原因ですね。けど、けっこうハードル高い本だなこれ。
◆要因その2:鼻につく。
いや、別にえらそうなのは先生だから(レッスンを受けてるんだから、著者は先生です)当然ではあるのです。けど、先生の知識のすごさや着眼点のすごさ、知識の深さなんてものを知りたくてこの本を読んでいるわけではないので、鼻につきます。
さらに、この本が対談形式で書かれているため、インタビュアーが先生をほめていると生徒は置いてきぼりにされた気分です。こっち向いてよ先生。
この二点のために、とっつきにくい本という印象が私の中から消えません。
しかし、レッスン5とレッスン6の考え方・書き方の項目はなるほどと思える部分が多く、最初からこの部分だけ読めば良かったと少々後悔。まだまだ、読書の技術が未熟なようです。
文庫本という手軽な見た目と裏腹にかなりハードな本だったので、もう少し古典に対する知識をつけてから読み直したい一冊でした。
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この本を思考法のノウハウ本として読むと、いまいち物足りない、伝わらない、理解できない。それはなぜか?
私の愛読している知的生産の技術と読み比べて見て、どこが違うのかを検証した結果、二つの要因を見つけることができました。
◆要因その1:私の知識不足(もしくは著者の説明不足)
歴史上の事件、人物、学者などの説明が少なく、そもそも何を例として紹介しているのかが理解できません。おそらく、この著者が想定した読者には自明の内容なのでしょう。
そもそも民俗学や和歌などを出して美しいとか奇麗って表現されても、その素養が無い人間にはなーにいってんだこのおっさんくらいにしか思えません。
ああ、けど、和歌を詠んで「これはいい」と思える人って、素敵かも。これは私の勉強不足が原因ですね。けど、けっこうハードル高い本だなこれ。
◆要因その2:鼻につく。
いや、別にえらそうなのは先生だから(レッスンを受けてるんだから、著者は先生です)当然ではあるのです。けど、先生の知識のすごさや着眼点のすごさ、知識の深さなんてものを知りたくてこの本を読んでいるわけではないので、鼻につきます。
さらに、この本が対談形式で書かれているため、インタビュアーが先生をほめていると生徒は置いてきぼりにされた気分です。こっち向いてよ先生。
この二点のために、とっつきにくい本という印象が私の中から消えません。
しかし、レッスン5とレッスン6の考え方・書き方の項目はなるほどと思える部分が多く、最初からこの部分だけ読めば良かったと少々後悔。まだまだ、読書の技術が未熟なようです。
文庫本という手軽な見た目と裏腹にかなりハードな本だったので、もう少し古典に対する知識をつけてから読み直したい一冊でした。
2008.04.11 書評:ウケるブログ
ここまでできたら、ウケるかな?
ブログ、というよりはネット上のテキスト全般に対してのノウハウが詰まった一冊です。
正直、全般的に“日記”系のブログを対象としているため今いちぴんとこなかったのですが、テキストをストレス無く読んでもらえるための改行や漢字の工夫など、テキストデータの扱い方の部分は参考になりました。
副題に「Webで文章を“読ませる”ための100のコツ」と書いてあるとおり100個のノウハウが詰まっているのですが、これを全部意識して書こうと思ったら、一文字も書くことはできなくなりそうなので、部分部分、取り入れられそうな場所から試してみたいと思います。
![]() | ウケるブログ―Webで文章を“読ませる”ための100のコツ (2005/01) 高瀬 賢一 商品詳細を見る |
ブログ、というよりはネット上のテキスト全般に対してのノウハウが詰まった一冊です。
正直、全般的に“日記”系のブログを対象としているため今いちぴんとこなかったのですが、テキストをストレス無く読んでもらえるための改行や漢字の工夫など、テキストデータの扱い方の部分は参考になりました。
副題に「Webで文章を“読ませる”ための100のコツ」と書いてあるとおり100個のノウハウが詰まっているのですが、これを全部意識して書こうと思ったら、一文字も書くことはできなくなりそうなので、部分部分、取り入れられそうな場所から試してみたいと思います。
2008.04.04 書評:佐藤可士和の超整理術
奇麗なだけだった。
有名デザイナーの整理術とあり、期待していたのですがちょっと残念な内容。
やっていることも書いてあることも特に感銘を受けることなく読み終わってしまいました。なんていうか、整理術ってタイトルじゃなきゃもう少し楽しく読めたのかもしれません。整理に関して知りたい!と思って読むと肩透かしを食らいます。
しかし、実際に整理されている書類や机の写真を見ると、やはり奇麗! かっこいい!
ここまでがっつりやられるとまねする気もおきません。
この写真だけで全ページうめると楽しい本になりそうな予感。
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有名デザイナーの整理術とあり、期待していたのですがちょっと残念な内容。
やっていることも書いてあることも特に感銘を受けることなく読み終わってしまいました。なんていうか、整理術ってタイトルじゃなきゃもう少し楽しく読めたのかもしれません。整理に関して知りたい!と思って読むと肩透かしを食らいます。
しかし、実際に整理されている書類や机の写真を見ると、やはり奇麗! かっこいい!
ここまでがっつりやられるとまねする気もおきません。
この写真だけで全ページうめると楽しい本になりそうな予感。
2008.04.01 「できる人」の聞き方&質問テクニック
本当はいつだって不安。
私がパソコン教室で一番苦手としている時間が、授業の合間に入れる休憩時間。
正直、何をしゃべっていいのかわからない。
基本的に自分の倍以上の年齢の人たちばかりなので、趣味が合わないとかそんな次元の話ですらない。知らない国に行って現地の人たちの言葉を聞いているような気分。けど、黙っているわけにもいかない。
そんな時によくつかうのが、“聞き役”に徹するという手段。
基本的に、7〜8人の生徒さんたちがいっぺんに会話をしているもんだから、かならず一人か二人、誰も聞いてないのにしゃべり続けている人がでてくる。その人の話を聞く、相槌を打つ、ちょっとだけコメントをする、そしてまた聞く。
そうして毎日を乗り切っているのですが、これで相手が満足しているのか常に不安です。嫌われてたら、陰口を言われてたらといつも胃が痛くなりそう。食欲ありすぎて困っているので実際は痛くなってないんですけどね。
少しでも聞き取りのスキルを手に入れるため、こういった本を手に取るのですが、ああすればよかったこうすればよかったと過去を再生し続けながら読むので、頭に入りにくいことこの上なし。けれど、その反省が明日につながると信じて今日も話を聞くことにします。
問題は、おとなしい、ひっそりとした生徒さんとタイマンで話さなきゃいけない時なんですが……。
![]() | 「できる人」の聞き方&質問テクニック?なぜか、「人に好かれる人」の技術と習慣 (2006/03/18) 箱田 忠昭 商品詳細を見る |
私がパソコン教室で一番苦手としている時間が、授業の合間に入れる休憩時間。
正直、何をしゃべっていいのかわからない。
基本的に自分の倍以上の年齢の人たちばかりなので、趣味が合わないとかそんな次元の話ですらない。知らない国に行って現地の人たちの言葉を聞いているような気分。けど、黙っているわけにもいかない。
そんな時によくつかうのが、“聞き役”に徹するという手段。
基本的に、7〜8人の生徒さんたちがいっぺんに会話をしているもんだから、かならず一人か二人、誰も聞いてないのにしゃべり続けている人がでてくる。その人の話を聞く、相槌を打つ、ちょっとだけコメントをする、そしてまた聞く。
そうして毎日を乗り切っているのですが、これで相手が満足しているのか常に不安です。嫌われてたら、陰口を言われてたらといつも胃が痛くなりそう。食欲ありすぎて困っているので実際は痛くなってないんですけどね。
少しでも聞き取りのスキルを手に入れるため、こういった本を手に取るのですが、ああすればよかったこうすればよかったと過去を再生し続けながら読むので、頭に入りにくいことこの上なし。けれど、その反省が明日につながると信じて今日も話を聞くことにします。
問題は、おとなしい、ひっそりとした生徒さんとタイマンで話さなきゃいけない時なんですが……。
2008.03.31 書評:思考の整理学
思考の呼び水。
1986年に出版され、なぜか最近になって脚光を浴びだしている発想や思考の楽しさを伝える本です。最初この本を手にとった時は、知的生産系のノウハウ本かと思ったのですが大間違い。この本は、そんな“やさしい”本ではありませんでした。
この本が最終的に目指すのは「自立して思考できる」状態になること、です。
学校の教育は、考える内容もそのプロセスも教えることで「隷属して思考できる」人間を生み出しています。しかし、コンピューターという万能の奴隷が一般家庭にすら普及し切っている現代に、隷属するだけの人間では生き残れないということでしょうか。
著者は、自信の発想の元を小出しに紹介することで、私たちの奥深くに沈んでいる思考を無理やり呼び出そうとしているように読み取れました。だからこそでしょう、この本、やさしくないです。
私が普段読んでいるノウハウ本は、ベストセラーが多いこともあり、わかりやすさ、読みやすさ重視で書かれています。
しかしこの本は、一章読んでは本と目を閉じ考えまた本を開くといった、読むと考えるという動作が対になった“読書”をしないと読みとれない印象を受けます。そうして、読みながら自分の考えを“整理”していき必要なときにすぐ取りだせるように準備していく感覚。読み終わるまでに時間はかかりますが、思考のピースがはまっていくような、心地よい刺激をうけることができる一冊でした。
![]() | 思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫) (1986/04/24) 外山 滋比古 商品詳細を見る |
1986年に出版され、なぜか最近になって脚光を浴びだしている発想や思考の楽しさを伝える本です。最初この本を手にとった時は、知的生産系のノウハウ本かと思ったのですが大間違い。この本は、そんな“やさしい”本ではありませんでした。
この本が最終的に目指すのは「自立して思考できる」状態になること、です。
学校の教育は、考える内容もそのプロセスも教えることで「隷属して思考できる」人間を生み出しています。しかし、コンピューターという万能の奴隷が一般家庭にすら普及し切っている現代に、隷属するだけの人間では生き残れないということでしょうか。
著者は、自信の発想の元を小出しに紹介することで、私たちの奥深くに沈んでいる思考を無理やり呼び出そうとしているように読み取れました。だからこそでしょう、この本、やさしくないです。
私が普段読んでいるノウハウ本は、ベストセラーが多いこともあり、わかりやすさ、読みやすさ重視で書かれています。
しかしこの本は、一章読んでは本と目を閉じ考えまた本を開くといった、読むと考えるという動作が対になった“読書”をしないと読みとれない印象を受けます。そうして、読みながら自分の考えを“整理”していき必要なときにすぐ取りだせるように準備していく感覚。読み終わるまでに時間はかかりますが、思考のピースがはまっていくような、心地よい刺激をうけることができる一冊でした。











