2008.03.04 書評:蟲と眼球とテディベア
 コメディの残酷さと滑稽さ。

蟲と眼球とテディベア蟲と眼球とテディベア
(2005/06)
日日日

商品詳細を見る


 もともとがコメディ小説を目指していた(らしい)本書の設定は、一目見てそれととれるほど滑稽です。

 眼球抉子(がんきゅうえぐりこ)、うさりん閣下、パーフェクトロリコン超人etc...

 しかし、この作家の持ち味というべきか、力量の限界というべきか、コメディ小説の鱗片すら見せることなくシリアスなストーリーに進んで行きます。せっかく素材はあるのですから、もう少し笑いがほしかったですね。

 また、私がこの人の小説でもっとも好きな点であり、欠点なのが「悪人が見えづらい」ストーリーです。

 当然のことながら悪人にも悪人なりのエピソードがあり“悪”をなしているのですが、この日日日という作家はあまりにもそれを全面に出しすぎる。

 私はそれが気に入って愛読しているのですが、月刊ペースで発売される新刊を読み続けていると、さすがに食傷気味です。読まなきゃいいじゃんというツッコミは無しで。

 もう少し“敵”のバリエーションが豊富だと読んでいてドキドキワクワクが増えると思います。そういう視点で考えると、「アンダカ」シリーズは期待しています。

 しかしまあ、こうやって語っている時点でこの作家を気に入っていることはバレバレですね。

参考にしたブログ
『蟲と眼球とテディベア』日日日 - 魔王14歳の幸福な電波 はてなユーザーの評価
本うらら: ●『蟲と眼球とテディベア』(※生と死』 はてなユーザーの評価
ありやんブログ: 蟲と眼球とテディベア はてなユーザーの評価
2008.02.11 勝間ダイヤモンドのおまけ
 先日紹介した勝間和代さんの特集が組まれた週刊ダイヤモンドですが、その中で無料ダウンロードプレゼントと銘打って神田昌典さんと勝間和代さんのセミナーをMP3データとして配布することになっていますが、本日2月11日の月曜日にダウンロードが出来るようです。

週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌]週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌]
(2008/02/04)
不明

商品詳細を見る


 日付が変わるのを待って、早速ダウンロードしました。
 雑誌のおまけがMP3というのも、時代の変化を象徴しているようで面白いですね。
レバレッジ時間術を読んで、さっそくレバレッジカレンダーを試してみようと思い、カレンダーを探したところ、無印のノート型のカレンダーが持ち運びにも便利そうなので購入しました。


無印製品


 透明のビニールカバーがかかっています。あっても無くても強度的にはあまり違いはありませんが、表紙の紙で指を切ることはなさそうです。


中身


 タスク表はRmenber the Milk、スケジュールは無地カレンダーノートでしばらくやってみようと思います。ノートの後ろに書き込むためのページも何枚かあるので、そこに色々貼り付けてみるのもおもしろそうですね。
2007.11.08 魔女の生徒会長
魔女の生徒会長 (MF文庫 J あ 2-7) 魔女の生徒会長 (MF文庫 J あ 2-7)
日日日 (2007/10)
メディアファクトリー

この商品の詳細を見る


ほぼ毎月新刊を出版している日日日(あきら、と読む)の新シリーズ。

デレ無いヤンデレ少女と、24時間365日放置プレイの男の子のお話。
魔女になるために、自分の一番好きな相手である少年を生贄に捧げた少女と、生贄にされ死んだ少年の残りカスとして生きる男の子のお話。


相変わらず、この人の書く小説に出てくるキャラクターは何処かが壊れてしまった人ばかりです。
っていうかそういう人しかでてきません。

「普通」とか「平凡」っていう属性そのものを否定するかのような徹底ぶりです。なんかいやなことでもあったのでしょうか。


小説を全体を通して読んだ感想として……正直「未完成」という印象がぬぐえません。

あとがきに、普段の作風を変えて書いてみたとありましたが、そのせいでしょうか、どうにも読んでいてぎこちない。


キャラクターも上記のように、いつもどおり壊れている(まあ『漫画やアニメっぽさ』をいつもより強く感じましたが)ので、違いをあまり感じません。

それでも、今までとは明らかに違う作風(というか文体?)なので、読んでいて違和感が付きまといます。もしかしたら、今までの日日日の作風が頭に残っていて、私が勝手に違和感を感じているだけかもしれません。


しばらくたったら読み返してみると違う印象になるかもしれませんね。

日日日は最近のラノベの作家の中では好きな作家なので、作風の違う多様な小説を読むことが出来るのは素直にうれしいので、がんばって欲しいです。



あと、この小説とダブルダウン勘操郎を読んでいると安全靴が欲しくなります。
ダブルダウン勘繰郎 (講談社ノベルス) ダブルダウン勘繰郎 (講談社ノベルス)
西尾 維新 (2003/03)
講談社

この商品の詳細を見る