2008.08.15 書評:馬鹿のための読書術
バカのための読書術 (ちくま新書)バカのための読書術 (ちくま新書)
(2001/01)
小谷野 敦

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概要


 バカ(勉強ができないことではなく、難解な哲学などがわからない人という定義らしい)が難しい本(まあようするに、哲学系の本のことでしょう)を読むときにどうしたらいいか、という話、らしい。


こんな人にお勧め


 正直お勧めできない。


感想


 本書を読んでいて疑問に感じるのは、著者って別に「バカ」じゃなくね?という点。

 なんだかインテリに対し斜めに構えている所が見受けられるが、世間一般から見たらこの人も十分インテリなのだと思う。

 それに前回のひねり出す時間術の書評にも書きましたが、ノウハウに万人共通はなく、だからこそ著者の性質を前面に押し出し、私ならこうするといったスタンスで書かれた本こそ読んでいて参考になります。

 ですがこの本は「してはいけない」「べきだ」のオンパレードで、押し付けられてる感が強く読んでいて納得も共感もできませんでした。っていうか、たぶん勉強を楽しんでできた記憶のある人に「バカ」の感覚は一生わからないと思う今日この頃でした。
2008.08.15 書評:ひねり出す時間術
ひねり出す時間術―30分ジグザグ仕事術 (角川oneテーマ21 B 101)ひねり出す時間術―30分ジグザグ仕事術 (角川oneテーマ21 B 101)
(2007/10)
清水 克彦

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概要


 多忙を極めるテレビプロデューサーが、自身の時間術ノウハウを詰め込んだ一冊。


こんな人にお勧め


 とにかく大量の仕事をこなさなきゃいけない人。時間術の本を読んだけど、5分の時間もとれないよ!な人。


感想


 あくまで著者の仕事、著者の行動原理に基づいた時間術であり、原理原則として掲げているわけではないことに共感を覚えました。

 思うに、人は自分だけの生活があり、万人に共通する時間術(というかノウハウ)なんて存在しえません。ですから、さまざまな時間術(ノウハウ)本の中で、一番自分に合う本を探すことからはじめるべきなのかもしれません。

 私はこの本の「目標(行動)を決めたら毎日10分でもやる」という部分が強く印象に残ってます。トイレだろうと移動中だろうと、やるべきことをやったほうがいいに決まってますよね。
なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか (ハヤカワ文庫NF)なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか (ハヤカワ文庫NF)
(2006/08)
スーザン・A. クランシー

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概要


 エイリアンに誘拐されたことがあると主張する人たちを、くだらないと切って捨てるのでも、そのとおりだと信じるのでも、科学的に○○だと諭すのでもなく、そういった“記憶”があると言い切れる人たちの脳と心ではいったい何が起こっているのかを検証した一冊。


こんな人にお勧め


 エイリアンの話を聞いて、眉唾だと思ってる人。エイリアンの話を聞いて、本当にいるんだ!と感動した人。地球外生命体がいないと思う人。地球外生命体がいると思う人。


感想


 人間って、面白い。

 “何か”よくわからない経験をしたとき、それを自分で納得するためにさまざまな仮説を立てた結果「エイリアン」という選択肢を選ぶことにした人たち。

 そこでなんでエイリアンをわざわざ選ぶんだろう。テレビで見たから? 本で読んだから? 真実だから?

 その点をもう少し詳しく書いて欲しかった気がします。書いてはあったけれど、その部分だけ中途半端で物足りませんでした。

 心理学の本ですが専門用語も少なくとても読みやすい本でした。
なぞのめいろ王国―にゃんたんのゲームブックなぞのめいろ王国―にゃんたんのゲームブック
(1992/09)
巻 左千夫岡田 日出子

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 難しくね、これ?

 子供のころから遊び続けたゲームブック。古本屋で安かったので思わず購入。現在Web上で遊べるゲームブックを作ろうと模索しているので、その参考に。

 しかし、このゲームブック子供向けと侮れません。選択肢一個間違えるだけで即ゲームオーバー。三つの選択肢のうち正解は一個だけで、しかもノーヒントなんてざらです。

 よく投げずに遊んだよな過去の俺……。

 子供の書き込みらしいものが随所にあり、まあ古本なので仕方ないなぁと思う反面、存分に遊び倒されたゲーム(ブック)を見るとほんわかした気持ちになります。これだけ遊ばれれば本も本望でしょう(しゃれではありません)。
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」

 最近ちょっと頭を使う本を大量に読んでいて、疲れたのでお気に入りの本を再読

 読めば読んだだけ、自分のノートをバージョンアップするプランを思いつけるので、RPGで装備を強化しているかのような楽しさを感じることができるのが素敵ですね。

 さらに、前回は特に気にならなかった、著者が使っているというテキストエディタ「O's Editor2」が不意に欲しくなったので、体験版をダウンロードしてみました。

 シェアウェアなので、気に入ったら購入するかもしれません。

 やっぱ、読書は好きな本を好きなように読むのが一番ですね。
2008.08.05 書評:数に強くなる
数に強くなる (岩波新書 新赤版 1063)


概要
 数字に強いってどういう状態なのか。強くなるにはどうしたらいいのか。複雑な数式を使わなくても、世の中をだいたいの数字で把握できるようになるには。


こんな人にお勧め
 数字を見るだけでくじけそうになる人(私ですね)。最近流行の地頭に興味がある人。数字で何か失敗したことがある人。


感想
 数字が嫌いです。メモまで、細かく記録するのが好きな私ですが、数字は嫌いです。
 矛盾するようですが、記録としての数とそれ以外の数は、私にとって違うものと認識しているようです。

 そんな私ですが、数学の問題に取り組むたびに公式を見てうんざりしてしまう自分にうんざりしたので、ここいらで腰を据えて数字を向き合ってみようと本書を手に取りました。

 しかし、この本で紹介している「数に強くなる」方法、習慣化できないと身につけるのは難しいですね(たいていの技術はそういうものですが)。習慣になる前にいやになりそうなのが怖いです。授業とかで強制的にやってくれないかな。
プロフェッショナル仕事の流儀あえて、困難な道を行けプロフェッショナル仕事の流儀あえて、困難な道を行け
(2008/03)
不明

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 NHKで毎週放送している「プロフェッショナル」という番組を書籍化したもの。内容としては特に追加はなく、ただ放送した内容を淡々と文章化しただけになっています。

 それにしても、ここで紹介されている人たちの熱いこと熱いこと。何か新しいことをはじめる、その人にしかできないことをしている、そんな人たちの話は、見ていても読んでいても非常に心に刺さります。

 テレビで見逃した人にはもちろん、一度テレビで見たことのある人にも改めて読んでもらいたい一冊です。けれど、できればもう少し内容を盛りだくさんというか、テレビですでに見た人にも読みたいと思わせるおまけが欲しかったような。